2012/09/25

2012/09/25

 

こんな一言で、戦いの火蓋が切って落とされてしまうとは。
ちょうど僕は虫狩りのミッション報告をしていたのだけれど、
あんな全チャを聞いてしまえばね。WISするしかないよね。

この全チャは暗号であり、「七つの大罪のユニのヤツが寝落ちしてるぞ!剥ぎたいヤツはWISしてこい!」という内容。
そうなるともはや行くしかないのが僕たち赤ネームの仕事なんです。伊達に目は光っていない。

まったく知らない名前だが、いかにも身内といった感じを装って話を進める。
七つの大罪なんてユニオン名なら、多分赤ネでも不自然ではないだろう。

いつものことなので手馴れてますといった風に会話を進めていく。
ええ、手馴れていますとも。

それにしても円卓2層の虫8か。そこで寝落ちができるということは安置狩りだろう。
となると、対象は魔法職。いやぁ、美味そうな装備の匂いがプンプンしますね。

早速現場へ向かうと、予想通り安置狩りだった。
彼らは僕を寝落ちしたグレイスの身内だと完全に信じている様子。
サクっと落として殺して、さぁ何から盗っていこうかなと荷物を漁ろうとすると、

突然爆発して死んだ。
いやいや、俺はまだ何も手をつけていないぞ。
ソーゴ爆発じゃなく、これはPKKだ。まさか最初から気づいていたのか?
ハメられちゃいました?

ログを見返してみると、彼らではない。
一体何者だと復活してみれば、

本物の身内がやってきていた。
それも複数。

彼らはグレイスが復帰するまで居座るつもりのようだ。
ここでソロで戦闘しても、いい結果は生まれないだろうなと判断し素直に撤退。
虫狩りへ一度戻った。

無論、護衛がいるからと放置を見逃す僕ではない。
虫狩りPTに赤がちょうど一人いたので、100匹狩って解散ムードになったときに誘ってみた。
結構時間もたったし、警戒も緩んでいるだろう。もしかしたら起きてしまってるかも知れないが。

THIも追加してFMTの3人構成。
これだけいればなんとかなるかな。
これより奇襲を行う!

というわけで、2,3人しかいなかったので蹴散らかしながら颯爽とルートを開始。
僕は最下層で虫を遠ざける役。

はは、こりゃ取り放題やね。
なんて油断してたら、二度もルート役に虫の攻撃を許してしまうというポカをやらかしてしまい、
このチャンスを活かせず何もとれなかった。

そうやってもたもたしていると、

あちらも数を増やしてきた。なんとも仲間思いな奴らだ。
ルート対象が増えるってなもんよ!上等だ!

なんて意気込んでは見たものの、ハトマンが寝ると言い出し
状況は2人vs8人前後という1人で1PT相手しろという状態に。

いやいやなんとかなるんじゃないの、と思ったのだけれど、
上級魔法を繰り出す高レベルMAGやディフェンドスタンスで物理に強くなるMAGや
トーチライトをぶら下げてくるPRIやらそこかしこに罠を撒き散らすTHIやらで、

いやいややっぱりなんとかなるんじゃないの、と思ったのだけれど、
何よりも地形がネックだった。

高低差があり、ダッシュジャンプで移動したりハシゴを登らないといけなかったりで、
とてもじゃないが遠距離攻撃手段のない僕たちには厳しすぎる。完全にシューティングゲームの的状態。
シューティングゲームにすらなってなかったかもしれない。

魔法くらい避けろよと思われそうだが、いかんせん虫狩りスポットというのは重い。
もはや低スペックと化している数年前のハイエンドPC使いの僕には厳しいものがあった。

また、彼らは僕らが室内に立ち入らなければ攻撃しないという、
完全な専守防衛スタイルで要塞化していたので各個撃破もできない。
こうなるともう潔く負けを認めるか、醜態を晒してでも人数を増やして対抗するかの2択となる。

(Lv27くらいのペアPK時のSS)

普段の僕なら、被PK数>PK数がしばらく続いた時点で
見苦しい粘着は好しせず引き返すのだが、

放置狩りならいくしかないってなもんで。
ハイエナのごとく群れさせてもらいます。しゃぶります。

とはいえ、増やそうとしても何故か今日は赤ネが全然いないから苦労しているわけで。
別chを見てみると魔王セイラムがいたので誘ってみたが、

これだよ。

結局、THIを更に2名追加という形になった。
なんというか、根性で近づいて物理で殴るといった構成。

追加枠のTHIは1chからホロ君、10chからアラーを招いた。

ホロ君は廓ゾンビ時代、今のPKは西の絶対領域・東のホロのツートップだと謳われていたトリスタ系THI。
転職したのかレベルが下がってる気がするが、その火力は健在だろう。
彼に背後を取られたら、それは死を意味する。

アラー(ぶってる人)はナイト時代からの一貫した罠THI。
彼の罠にかかると大抵のMAGは爆死するハメになる。
このPKスタイルは絶対領域の憧れとなり、今でも彼の中で輝いてる。輝いていない。

そうして数を揃えて挑んでみたものの、
やはり入り口で待たれたらとてもしんどいのだが、

やはり数を増やすだけでも大分難易度が下がったように思える。
うなぺろとホロの特攻で数を減らしながら引き付け、
アラーが入り口に罠を撒いて復帰組をブロックしていき、

俺がルートを敢行する。
なんかおかしいが気にしない。

この時、何故か見物のはずのセイラムに殴りかかられルート失敗。
そして死体保護(5分保険)がかかる。僕らイラッ。

やはりTHIだけでは進入口を守りきれなかったのか
このチャンスを活かせない内に敵が侵入し、上から魔法を撃たれて僕も爆死。

いよいよこうなったら俺専用スキル「絶対召還」を使わざるを得ない。
恥も外聞も知ったことか、こうなりゃイくとこまでイってやる!

この時、日を跨ごうかという時間だったのだが、彼は「おはよう」と挨拶していた。
その直後に画像の詠唱を始めると、即座にキャラクターチェンジをする絶対君。

早速絶好調の絶対領域。多人数を相手に押している気がする。
ありがたいなぁありがたいとPTチャットから目をそらしつつルート。虫に妨害される。クソが。
やっぱりTHI連中にルートしてもらわないといかんね、召還獣もいるんだし。

というわけでTHIに任せつつも、敵防衛隊からルートもしっかり試みる。
なんであいつら殴り合ってるんだろう。

室内をほぼ制圧し、入り口をアラーと絶対が固め始めた。
一斉にこようが、僕のトーチライトと絶対の上級魔法の範囲攻撃で一網打尽状態に。
いやぁ、とんでもないクソゲーに成り果てましたね。

抜けてきた敵も僕がしっかりと刈り取r絶対てめえ!

そんなこんなでルートも安定してきたのですが、ひとつ問題が。
剥ぎ放題なのだけれど、どうもゴミ装備っぽい感じ。そういえばエルダーロッドなんかを背負ってた気がする。
僕はこの時点で棍棒と盾をルートしていたのですがバトルメイス◇とソリッドメタルシールドというゴミっぷり。
他の装備もルート速度がやけに早く=+0~3程度の装備と予想され、こりゃブツには期待できない空気が流れてきた。

仲間も一応レアの蜘蛛女の首飾りや、(これは敵防衛隊から盗んだものだが)+5ダマスカスを入手をしてはいたが、
こりゃこれ以上剥いでも同じだなーという結論に。というか既に誰も死体に興味を持っておらず、
まるで攻城戦のようなシチュエーションの対人戦を各々楽しんでいた。

絶対が来て少しした後、噂を聞きつけた暇人共も見物に来ていて重さはいよいよピークとなったため、
いい時間どころか寝る時間とっくに過ぎてるよということで先に寝ることにした。


ボーっと突っ立っていた魔王をやっつけて先ほどの返礼とする。
ここは戦場だ!戦う気の無いヤツが突っ立ってるんじゃねえ!

1M以上賞金あった気がしたけど解除されていたようだ。
後のことは他の人に任せます、さようならさようなら。

なぜかBPはいってるーとPTMが言うからセイラム倒しておいたよといったらGJと彼ら。
GJってそれでいいのか同ユニのうなぺろ。スラム民はこれだから怖い。

結局、ロクなものは取れなかったが久々にPK(最早PvPだった)が楽しかったし、
ああいう形の戦闘マップもありだなーと。最も、絶対が来てから即クソゲーになってたのはアレだったが。

ともあれ僕らだけ一方的に楽しませてもらったんじゃ不公平だなってことで、
被PK数*100kをそれぞれにggと敬意を表してファイトマネーをぶん投げておいた。

寝落ちルートしにいったと思ったら見事に赤字とか訳わかんないけれど、楽しかったのでよし。
おやすみなさい。

ちなみに、僕のPK数がちょっと少ないのは、このように敵を崖下に落としたりして

落下死させたり間接的MPKをしているから
直接的なKillとならずカウントされてないわけであって

決して殺されまくっているから悲惨なことになっているわけではないことを補足しておきます。

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