2012/05/03

2012/05/03後編

 
後編の日記は、全て前編の間に起こった出来事です。
なんでこんなことになってしまったのかは僕にもわかりませんが、出会いや別れって突然なんです。

PK日記、スラムの連中には好評なようなので、今回はそんな感じです。
白ネの楽しみ方と、赤ネの楽しみ方を同時にできるのは赤ネの強みだと思う。

1.

補給をしにスラムへ戻ると、初心者マークをつけた白ネがスラムに助けを求めてきた。
どうも、赤ネームが初心者狩りを行っているらしい。
が、だからどうしたといった態度のスラム民。

人に何か要求するとき、対価を要求されるのはごく自然なことで、それ次第だと僕。
依頼者曰く「スマイル」が報酬とのこと。それならばと腰を上げる僕。

こういうサブクエも、こなしていかないとね。しかし凄い名前だな依頼人。サブソウルとはいえ。
というわけで、今回のターゲットは「星の輝き」さん。恨みはないが、狩られておくれ。

で、下水1chに来たものの姿が見えない。
新米二人組みと、やっぱり倒れているカートさんに聞き込みをしてみるも、返事は「知らない」。
既に帰ったのだろうか。ダンジョンを一周してから、こりゃいねーわと諦める僕と依頼人。

よく話を聞いたら、下水1chで漂白放置をしようとした(おそらく事故でなったのであろう)赤ネ初心者が被害者だったらしい。
そりゃ全部装備とられても文句言えんよ。勉強代だと思って諦めて欲しい。

で、本来のサブクエの続きをやっていたんですが、なんとなくPT検索を見てみたら
夢幻Dの募集にたまたま彼の名前を見つけてしまった。あぁ、面倒な。行かねば。笑顔を取り戻さなければ。

というか、延々ヴォージに報告しようとして衛兵に捕まる作業から逃げたかった。衛兵の配置が悪意すぎた。

というわけで、夢幻の2-1層まで来た。
そういえばこのダンジョンもクリアしてないな。また今度しておかないとな。

彼の姿をよく見るとブロンズシリーズで、PT検索で見たらレベルも11だった。

ペアでやっていたようで、プリーストの彼も赤かった。
しかし彼には用がない。Lv11のFIGなら回復する時間もないだろう。

一方的に事情を説明して、

キル。結構賞金がかかっていたようだ。ラッキー。

用は済んだ、邪魔したなと言おうと待っていたのだが、なかなか戻ってこない。
彼はサブソウルの育成をしていたようで、メインソウルは別にあるらしい。
あぁこりゃ受けて立たんと失礼だな、ということで待つこと数分。

やってきた。片手FIGだった。

戦闘に夢中でSSはとれてないが、互いにステルスとアベンジ、僕は斧、彼は片手剣を駆使し
互いにモンスターを押し付けあいながら、インプのスキル「サイレンス」を期待したりと
使えるものは使いつつ、互いにHPとMPを消耗しながら

負けた。その瞬間のSSも取れていなかった。というか、しまったと愕然としていた。
あちゃあ、これは恥ずかしいなぁ、ダサい。精進せねば。
やっぱステップできるってのは強みであり、ステップできないのは弱みだなぁ。

ともかく、星の輝きを倒すという任務はこなしたので、ここに報告しておく。

2.

ロサワルドにて、岩石の選別を行っていたときのこと。
石、石はどこだ。よさそうな石はどこに落ちてる。
そう探し回りつつも、絶え間なくPT検索で、効率のいい狩り方をしてるPTはないかと探していたら、そいつはいた。

「バスクオム ドドイツ」である。彼はスラムの放置狩りの常習犯で、大変嫌われていた。
僕も例外でなく、彼の鬱陶しさにはちょっとわからせないといかんねと思っていたころだったので、こりゃいい機会だと。

彼はマカブラ攻略をしたいらしく、攻略PTを募集していた。
そっとPTに入り、メンバーを待つ。が、赤ネームのいる攻略PTに入りたがるものは基本的にいない。

僕がPTにいるだけでメンバー集めを妨害できる。お手軽でエコな妨害だった。
書いていてなんだか自分が情けなくなってきた。泣ける。

しばらくして、誰かがPTにやってきた。
珍しいな、と思ったら「絶対領域」だった。
追加でもう一人、スラムの民が現れた。

なんとなく、やる気満々だなって感じがした。

僕らが真面目に攻略を手伝うわけもない。
普段は間違ってもやらないが、彼の場合は別だ。
決戦場前まで誘って蹴って殺して奪ってトンズラこいてしまおうと、一瞬で方針が固まった。

PTリーダーも、ドドイツ(プギャー神)がキャラクターチェンジをして、僕のほうに来ていた。
こうなるとやることは簡単である。

プージと輝く石を奪った。
この輝く石じゃ、薬瓶に加工できそうにないな。
放置狩り専なんて、まったくロクなものを持っていない。

3.

2.の後、絶対たちがドドイツをからかってるのを尻目に、僕は岩石探しを続けた。
すると、久しぶりに銀十字を見かけた。見かけてしまったら仕方がないので、絶対たちを呼び戻した。
なんかとれそうな雰囲気のアイテムもあったので、やる気もあった。

元々いた4人PTの他に、援軍が来ていた。
なんてこった。カモが大量じゃないか。

それなりに死にながらも、こちらも負けじと殺していく。
こちらの場合、相手に死体ができたら、僕が即座にソーゴチェックをするので、戦力が不安定な部分もあった。

そうこうしていると、さらに援軍が増えた。
先ほどまではクエイクが1人(一段300程度)だったのだが、いまやクエイク持ちが3人ほどいて、
さらにその中の一人は1段700ほどの威力を持っていた。もちろんステルスもあり、相手側にトーチライト持ちが二人いた。

そうなってしまっては、流石にキツい。FAを一斉に放たれるだけでもかなり辛い。
僕らにできることといえば、罠をまき、アベンジをチャージしながら、防御の低い奴か、火力の高い奴から仕留めていくことなのだが

こう数が多くては攻撃を当てに行くことすら困難だった。
トーチライトが常に炊いてあるため、ステルスもあってないようなもの。
なんとか相打ちできれば御の字だった。

そんな感じである。
群がり方が半端じゃなかった。
そんな状態だと、死体を漁ることもなかなかできない。
1度に3個、ソーゴチェックできるかどうか。

引き当てた。

散々にボコられまくったが、?玉3つと?古びた鍵1つを奪えた。
なんでこんなものにソーゴを。彼らなりのファイトマネーというか、そういうものなんだろうか。

4.

自由と賑わいの市場の座標M7、つまりは衛兵もやってこない超僻地にそれはいた。
いるところにはいるもんだなぁ。

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